石川県珠洲産の珪藻土を切り出し、卓上こんろや七輪、炉材、異型、めがね石などを作っています。
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弊社の切り出し七輪・こんろと出会えるところ
・道の駅 すずなり
・ラブロ恋路
・内浦ふれあい市場
・JA内浦おくのといち
・道の駅 桜峠
・国民宿舎能登やなぎだ荘
・能登空港売店
・茅葺庵三井の里
・のと楽 売店
・神子の里

切り出しとは
「切り出し」とは、珪藻土を原料とする伝統的な七輪・こんろの製造方法の一つです。地下深くの坑道から、数百万年前の地層をそのまま切り取って、地表へ出し、七輪、こんろの形に成形します。
当社では、より軽く、扱いやすい七輪・こんろとするために、天然の珪藻土を切り出して作るこの製法にこだわっています。

「珪藻土とは」 細かな空気の層を持つ土
珪藻土とは、珪藻という植物プランクトンの遺骸が、数百万年という長い年月をかけて堆積してできた土です。
珪藻の殻による細かな空隙があり、多孔質な材料です。
この細かな空気の層が、優れた断熱性、保温性という特徴を生み出しています。
特に珠洲の珪藻土は、
「珪藻泥岩」と分類されるもので、粘土質が多いため、成形しやすいことが最大の特徴です。
この断熱性、保温性、成形のしやすさの特性によって、切り出しの七輪、こんろに最適な素材となっているです 。
珪藻の殻の拡大写真
この細かな無数の孔が珪藻土の特徴を現します

「厚い珪藻土の層」 約400mにもおよぶ層の厚さ
珠洲市は、この珪藻土に恵まれ、ある調査によれば、その層の厚さは400mにも達する箇所があるとされています。埋蔵量は、約50億立方メートルと推計され、国内最大級とも言われています。
1996年には、鰭脚類のアロデスムスの化石が見つかっています。その当時その層での堆積速度が100万年で50〜100mに達しており、この速さが全身骨格の状態で保存できた要因と推測されています。
このように、珪藻が集中的に大量発生し、厚い層ができたことが、
切り出しによる良質な製品を生み出す原動力と考えられます。
道路整備で現れる珪藻土の層
珠洲では珪藻土の地層がいろんなところで見られます

「切り出しとは」 伝統を受け継ぐ職人の技
卓上こんろや七輪の製造方法には大きく分けて、練り出し製法と切り出し製法があります。
練り出し製法とは、一度粉々にした珪藻土を型に詰めてプレスして作る製法です。
切り出し製法は、自然の堆積層をそのまま切り出して、削って成型する製法です。
練り出し製法が開発されたおかげで、大量生産が可能となり、安価な七輪が広く供給されるようになりました。
一方、切り出しは地層そのままのため、練り出しに比べて軽く、より均質で、上手に使えば耐久性が高いと評価されています。
この良さを生かすため、そのまま切り出すという方法をとっています。
ただ、切り出しは、露天掘りが困難なため、坑道掘りで採掘しています。
しかも粘土分を多く含むがゆえに、機械化が難しいという問題も抱えています。
よって、今も職人の巧みな技、伝統を受け継ぎ、人力によって珪藻土を切り出しています。
鉄砲鑿(のみ)で層を切り取っていく
地層をノミで一つ一つ切り出していきます

掛矢でたたいて切り離す
四方はノミで削り、裏面は掛矢でたたいて切り離します

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